【CI設計】
広島情報シンフォニーさまの採用課題に対し、
企業のブランド戦略を強固にするための
CI(コーポレート・アイデンティティ)設計を行いました。
背景・課題
広島情報シンフォニーさまは、設立時から障害者雇用のリーディングカンパニーとして
「障害の有無に関わらず、公平にプロとして働く」という稀有な文化を体現し続けています。
しかし、その独自の企業価値が社内外に正しく伝わっていないという課題に直面していました。
「障害者を雇用している」という事実が、「障害があるから雇用される」「手厚い保護がある福祉施設」という誤解を招き、 必要な部分を助け合う社内文化や制度、設備などはあるが、仕事については査定も給与も等しく自立しているという実情が伝わりきっていませんでした。
その結果、独自目標としている障害者雇用率に届いていないという問題がありました。
フォノグラムからの提案
現状を定性、定量の両面から洗い出し、目標モデルを数値化しました。
現状と目標のギャップを埋めるためには、ただ求職者へのアプローチを増やすだけでは足りないと感じました。
広島情報シンフォニーさまの「らしさ」が不明瞭で社内外に上手く発信できていないことが本質的な問題として存在しており、これを解消しなければどれだけアプローチを増やしても採用力が低いままになってしまいます。
そこで、「広島情報シンフォニーさまの企業価値を再確認・発信」し、
「ステークホルダー(企業を取り巻く関係者)全体への共感を生み出すブランドを作る」ことを目的に、
「CI設計」とコーポレートサイトリニューアルを提案いたしました。
(コーポレートサイトリニューアルについては別記事でご紹介します。)
企業イメージを正しく伝えるための「CI設計」
CI設計とは、企業の「らしさ」を統一し、社内外に発信・浸透させていくことです。
CIとは
CIとは「コーポレートアイデンティティ」の略で、企業の「らしさ」(アイデンティティ)を統一することです。
CIの3つの要素
- マインドアイデンティティ(MI):「理念や価値観」の統一をはかる
- ビヘイビアアイデンティティ(BI):「行動」の統一をはかる
- ビジュアルアイデンティティ(VI):「視覚」の統一をはかる
これらが統合されることで「企業らしさ」が社内外に発信され、共感が生まれるのです。
MI(マインドアイデンティティ)の統一
まず根幹のMIから着手しました。
MIの統一のためのプロセスには、社員の方に参加いただくことがとても重要になります。
参加していただくことが重要な理由
- 会社の「らしさ」を内側から抽出し、設計していくため
- 参加することで「自分ごと」と捉えてもらえ、エンゲージメント向上や一体感の醸成につながるため(インナーブランディング:社内浸透)
今回は、CI設計の実績が多いListen大井さまにご協力いただきながら、代表から現場メンバーまで各レイヤーに対して「広島情報シンフォニーとは?」というヒアリングを徹底的に実施しました。
最終的に、経営理念は変えず、今の時代に即したビジョン・ミッション・バリュー(VMV)を再策定。
一般的にはミッション・ビジョン・バリュー(MVV)という流れであるところを、
あえてミッション(使命)を中心に据え、バリュー(価値観)を「今の共通感覚」、ミッション(使命)を「中心感覚(何のために存在するのか)」、ビジョン(将来像)を「理想の方向感覚」としてとらえやすくしました。
ビジョンマップの作成
再策定したVMVと、さらに、共感を生むための「ブランドストーリー」を言語化し、ビジョンマップとして形にしました。
ビジョンマップは、社内外に配布され、1on1面談や日々の行動の振り返りに活用されています。
学生や求職者にも配布し、独自の企業価値を正しく届け、共感を生むためのツールになっています。
CIを社内外に発信・浸透していくために
VIの一環として、言語化されたMIを社内外のあらゆる接点で感じられるよう、顧客や求職者に書類を渡す際に必ず使用する「クリアファイル」のデザインを一新しました。
新デザインのクリアファイルは、顧客や学生へ書類を渡す際の「最初のブランド体験」として機能します。
全ての接点でブレない広島情報シンフォニーブランドのイメージを届ける土壌が完成しました。
あわせて言語化されたMIを社内外に発信するため、コーポレートサイトのリニューアルも行いました。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
株式会社広島情報シンフォニーさま / コーポレートサイトリニューアル