phonogram from here to everywhere

楽しさ研究所

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フォノグラムを実験台に、「自社ブランドとは」をあらためて解剖してみる企画です。 この研究を通して、あなたの会社らしさを見つけるヒントも一緒に探せたらな、と思います。

【第0話】はじめに

フォノグラムの代表をしていて、社内では「最高理念責任者」とも呼ばれているハーチです。
2003年にこの会社を立ち上げた張本人で、無類の餃子好きでもあります。

さて突然ですが、これから自社を自分で解剖してみることにします。
研究対象は、「フォノグラムというブランド」そのものです。

ブランディングを改めて体系的に捉え直してみた

弊社ではこれまでも、Webサイトや採用、マーケティングなどを通じて、お客さまの「らしさ」を見つけ、それをどう伝えるかという仕事を長年やってきました。

それと同時に、自社でも「お客さまへの提案の先行実験」と称していろいろな試みを続けてきました。例えば……提供価値の定義、ポジショニング、ブランドコンセプト、インナーブランディング……
なんとなく一通りやってきたような?これって何かそれなりの「事例集」にできるんじゃないかな?

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会社の中を探したら、いろいろ出てきた

たとえば会社の理念、弊社では毎年みんなでこれを振り返る「フォノグラムの心」という時間があります。理念を読むだけでなく、「なぜこの理念なのか」「仕事でどう考えるのか」「ここで働く人に何を期待するのか」といったところまで、ずっと語り合ってきました。

brand0-4昔の資料を掘り返してみると、理念やビジョン、行動指針、組織像などが、その時々でどう整理されてきたのかも残っています。さらに、「楽しさ研究所」という、よく分からない研究所まで長年やっています。

改めて見渡してみると、「ブランドのためにやっています!」と意識していなかったものまで、実は全部つながっているんじゃないかという気がしてきました。

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だったら、会社の歴史そのものを研究材料にしてみよう

弊社が誕生したのは、2003年2月。それから現在まで、同じ会社を続けてきました。その間、変わったものもあれば淘汰されてなくなったものもあります。逆に、ずっと残っているものも。
そして幸いなことに、昔の社内資料がある。Webサイトも残っている。楽しさ研究所の記録もある。お客さまからいただいた言葉もある。だったら、これ全部、「ブランディングとは」の研究材料になるのでは?

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ということで、自社を実験台にします

このシリーズでは、「自社のブランドの見つけ方」と題して、弊社を研究材料にしていきます。
たとえば、こんな問いを調べていく予定です。

「「自社らしさ」は、本当にお客さまにもそう見えているの?」
「長年変わらない理念って、強いの?それとも古いだけなの?」
「理念を年1回みんなで見返して、本当に浸透するの?」
「「自社らしさ」って自己満足じゃないの?」
「ブランドって、社内のコミュニケーションにまで出る?」 ……などなど

普段だったらあまり外に出さない会社の中身も材料にしながら、ひとつずつ調べてみます。
失敗事例が出てくる可能性もあります。が、それも含めて研究結果として紹介してみようと思います。

自社の話だけで終わらせない

弊社を研究材料にはしますが、それだけで終わるシリーズにはしません。
毎回最後に、「その回で分かったこと」と「ちょっとした時間で試せること」を整理します。

今回の研究結果

今回はまだ研究のさわりですが、最初の発見がひとつありました。

「ブランディングしているつもりがなかったこと」も、ブランドをつくっている。

理念や仕事のやり方、お客さまとの接し方、社内の会話、会社で長年続いている謎の習慣。そういうものを全部並べてみると、「その会社らしさ」は、ブランドコンセプトを考えた日だけにつくられるものではないのかもしれません。

会社が毎日やってきたことの積み重ねが、気づけばブランドになっている。だったら一度、自分たちの会社を研究材料として、ちゃんと見てみる価値がありそうです。

あなたの会社でも、ちょっとやってみませんか?

シリーズ第0回なので最初の実験は簡単です。
会社の中にある、「なんか、うちらしいもの」を5個だけ挙げてみてください。
会社の理念、お客さまによく言われること、昔から続いている習慣、社員がなぜか大事にしていること、「他社ではあまりやらないかも」と思う仕事のやり方など。たいそうなものでなくて構いません。もっとライトに変な社内イベントでもOKです。

5個の中に共通する要素がありましたか?もしかするとそれが、まだきれいな言葉になっていない、あなたの会社の「らしさ」の原石かもしれません。

ということで、これからしばらくフォノグラムを実験台にします。
次回は「自分で思ってる自分」と「人から見た自分」、だいたい違う説。まずはそこから、調べてみます。