山産さまでは、マイナビや地元大学への訪問を中心に採用活動を行ってきましたが、コロナ後は応募が減少していました。フォノグラムにご依頼いただき、事業内容の分かりやすい情報発信を重視したことで、応募者数が増加し、ミスマッチも減少したそうです。
倉増さま
ずっとマイナビに掲載して、新卒はそこからの流入がメインでした。あとは大学訪問も結構していて、地元の大学に足を運んで直接お話しするというやり方ですね。対面での説明会を重視していたので、Web説明会には消極的でした。やっぱり直接会ってナンボ、という価値観で、コロナ禍でもなるべく対面でやりたいっていう思いが強くて、Webを始めたのは遅かったです。
齊郷さま
コロナ前は、年間のエントリー数が50人弱で、その中から5人前後を採用していましたが、コロナ後はだんだんと数が減って、エントリーは30人くらいに減っていました。説明会も参加者にいたっては10~20人程度と、徐々に採用活動自体の厳しさを感じるようになってきましたね。
最大の課題はサイトの老朽化でした。10年以上前の制作で、デザインも古く、情報も最小限。更新作業も社内で対応していたため、情報更新のたびに膨大な時間と労力が必要でした(苦笑)
それに、当社の事業内容は学生にはイメージしづらいんです。『産業機械の専門商社』と『環境インフラの整備』というニッチな業種なので、"何をやっている会社か分からない"というのが最初の壁でした。そのため、学生の企業理解が不十分なまま選考に進み、ミスマッチが発生するという課題がありました。
大年(コービー):情報量含め、正しい情報を発信できていなかったのですね・・・。
「一般的に知られていない」「わかりにくい」からこそ、情報の見せ方・伝え方をどうするか、というのはリニューアルにあたって、重要なテーマでした。
広島と山口の制作会社の中から、数社さんに声をかけましたね。
声をかけた中で、御社は"地場に根付いているけど、大手企業さんや、色んな地域での仕事にも慣れていて、知見が広い"という印象がありました。あと、受け答えがすごく丁寧で、僕らの課題にちゃんと耳を傾けてくれたことも大きかったです。
とにかく、"自分たちでちゃんと完結できる会社"というのが第一条件でした。下請けではなく、自分たちで考えて、専門的にやってくれるパートナーを求めていたので。広告代理店的な立ち位置の会社さんより、知識が深くてスピード感のある会社がいいと思って選びました。
あと、御社の担当の方がすごく柔軟で、意見が分かれたときでもちゃんと一回咀嚼して"こうしましょう"って形にしてくれたのがすごくやりやすかったですね。そういえば、『グレート山産』というキーワードは御社のビフィさん(弊社山崎)が取材の時に見つけてくださったんですよね(笑) ビフィさんは現場をよく見ている方で、小さなヒントや気付きにちゃんと意見を出してくださったのは印象的でした。
今だから言えちゃいますけど(笑)、実は我々は山口県の会社なので、やはり山口の制作会社さんにお願いしたほうが良いのでは、と思っていました。
大年(コービー):それでも弊社を選んでいただいたのはなぜなのでしょうか?
地元の会社さんも含め、5社くらいで比較検討しましたが、御社の提案が一番"面白いことをやってくれそう"という印象でした。我々は業界の特性上真面目な社風ですが、学生に魅力的に思ってもらうには"ただ真面目にサイトを作る"だけでは足りない気がして。フォノグラムさんなら「一緒に何か面白いことができそう」と思えたのが決め手です。また、弊社と似た業界の取引先との関係もあり、事情を理解してくれていると感じました。
打ち合わせは週1回ぐらいのペースでしっかりじっくりみっちり行っていました(笑)。方向性を丁寧に積み上げていくスタイルで、全体の進め方としても着実で良かったです。
担当の土井さん(ドイチェ)が全体をまとめ、意見が分かれた時も"1回考えますね"と丁寧に対応してくれました。フィードバックも早く、メンバー全員が真摯に向き合ってくれたのが印象的で。以前、大手企業での社内システム導入では担当者が途中で変わり大変でしたが、フォノグラムさんのように一貫して関わってくれるのはありがたかったです。
社内から"よくなったね"という声があがりました。特にITやWebに明るい社員から"見やすくなった"って言われたのは嬉しかったですね。取引先の方と話していたら、"前と全然違いますね"と言ってもらえたこともありました。
エントリー数は2倍近くになりました。説明会の参加者も3倍近くに増え、内々定の数も例年より倍近くになり、今年は10人近く採用しています。そういえば、過去に広島で説明会をした時、会議室に我々と大年さんと学生1人みたいな時もありましたね。
大年(コービー):ありましたね・・・!あの時のことを考えると、今の御社のご状況は本当に感慨深いです。
かなり変わりましたね。サイトに業務内容や社内の雰囲気をしっかり載せたことで、説明会での質問の質が明らかに上がりました。福利厚生の細かいところや、業務の具体的な内容まで見た上で来ているので、話が早いし、ズレが少ないです。 "土日出勤ありますか?""東京支店での業務量は?"みたいな、明確な質問が多くて、こっちがドキッとするくらい。過去には"こんな仕事だと思わなかった"と1ヶ月で辞めてしまうこともあったんですけど、ここ2~3年は早期離職ゼロです。
出せる情報は全部出した方が良いと思います。もちろん会社として公に出せる出せない情報はあると思うのですが、可能な限り具体的に多くの情報を発信したほうが絶対に良いと思いましたね。
山産さまは企業説明会時に使用する「採用ピッチ(プレゼン資料)」もサイトと同じデザインに変更し、ブランドイメージに一貫性を持たせる工夫をされました。
やはりAIでしょうか・・・。AIを使って過去の実績や業務内容を検索できる仕組みを作りたいです。営業や総務で"5年前の実績"を探す場面が多く、AIで自然に検索できたら助かりますね。採用では、先輩社員のインタビューや営業のカバンの中身紹介など、動画やSNSを活用して工夫を凝らしていきたいです。社員の顔を出さずにできる方法を探して、少しずつ進めていきます。
株式会社山産さまの採用サイトはコチラ
https://www.k-yamasan.co.jp/recruit/
山産さまでは、マイナビや地元大学への訪問を中心に採用活動を行ってきましたが、コロナ後は応募が減少していました。フォノグラムにご依頼いただき、事業内容の分かりやすい情報発信を重視したことで、応募者数が増加し、ミスマッチも減少したそうです。
ご依頼前の課題感について
Qこれまで御社では主にどのようなチャネルを使って採用活動を行っていましたか?
倉増さま
ずっとマイナビに掲載して、新卒はそこからの流入がメインでした。
あとは大学訪問も結構していて、地元の大学に足を運んで直接お話しするというやり方ですね。対面での説明会を重視していたので、Web説明会には消極的でした。やっぱり直接会ってナンボ、という価値観で、コロナ禍でもなるべく対面でやりたいっていう思いが強くて、Webを始めたのは遅かったです。
齊郷さま
コロナ前は、年間のエントリー数が50人弱で、その中から5人前後を採用していましたが、コロナ後はだんだんと数が減って、エントリーは30人くらいに減っていました。
説明会も参加者にいたっては10~20人程度と、徐々に採用活動自体の厳しさを感じるようになってきましたね。
Q弊社にお問い合わせ頂く前に御社はどのような課題をお持ちでしたか?
齊郷さま
最大の課題はサイトの老朽化でした。10年以上前の制作で、デザインも古く、情報も最小限。更新作業も社内で対応していたため、情報更新のたびに膨大な時間と労力が必要でした(苦笑)
当時のサイトのトップページ
齊郷さま
それに、当社の事業内容は学生にはイメージしづらいんです。
『産業機械の専門商社』と『環境インフラの整備』というニッチな業種なので、"何をやっている会社か分からない"というのが最初の壁でした。そのため、学生の企業理解が不十分なまま選考に進み、ミスマッチが発生するという課題がありました。
大年(コービー):情報量含め、正しい情報を発信できていなかったのですね・・・。
齊郷さま
「一般的に知られていない」「わかりにくい」からこそ、情報の見せ方・伝え方をどうするか、というのはリニューアルにあたって、重要なテーマでした。
フォノグラムに関して
Qフォノグラムを選定して頂いた理由を教えてください
齊郷さま
広島と山口の制作会社の中から、数社さんに声をかけましたね。
倉増さま
声をかけた中で、御社は"地場に根付いているけど、大手企業さんや、色んな地域での仕事にも慣れていて、知見が広い"という印象がありました。あと、受け答えがすごく丁寧で、僕らの課題にちゃんと耳を傾けてくれたことも大きかったです。
Qありがとうございます。具体的にはどのあたりを評価いただけたのでしょうか?
倉増さま
とにかく、"自分たちでちゃんと完結できる会社"というのが第一条件でした。
下請けではなく、自分たちで考えて、専門的にやってくれるパートナーを求めていたので。広告代理店的な立ち位置の会社さんより、知識が深くてスピード感のある会社がいいと思って選びました。
齊郷さま
あと、御社の担当の方がすごく柔軟で、意見が分かれたときでもちゃんと一回咀嚼して"こうしましょう"って形にしてくれたのがすごくやりやすかったですね。

そういえば、『グレート山産』というキーワードは御社のビフィさん(弊社山崎)が取材の時に見つけてくださったんですよね(笑)
ビフィさんは現場をよく見ている方で、小さなヒントや気付きにちゃんと意見を出してくださったのは印象的でした。
Q他の会社さんとも比較され、何か違いはありましたか
齊郷さま
今だから言えちゃいますけど(笑)、実は我々は山口県の会社なので、やはり山口の制作会社さんにお願いしたほうが良いのでは、と思っていました。
大年(コービー):それでも弊社を選んでいただいたのはなぜなのでしょうか?
倉増さま
地元の会社さんも含め、5社くらいで比較検討しましたが、御社の提案が一番"面白いことをやってくれそう"という印象でした。
我々は業界の特性上真面目な社風ですが、学生に魅力的に思ってもらうには"ただ真面目にサイトを作る"だけでは足りない気がして。フォノグラムさんなら「一緒に何か面白いことができそう」と思えたのが決め手です。
また、弊社と似た業界の取引先との関係もあり、事情を理解してくれていると感じました。
Qありがとうございます。制作中のフォノグラムの対応はいかがでしたでしょうか?
倉増さま
打ち合わせは週1回ぐらいのペースでしっかりじっくりみっちり行っていました(笑)。
方向性を丁寧に積み上げていくスタイルで、全体の進め方としても着実で良かったです。
齊郷さま
担当の土井さん(ドイチェ)が全体をまとめ、意見が分かれた時も"1回考えますね"と丁寧に対応してくれました。フィードバックも早く、メンバー全員が真摯に向き合ってくれたのが印象的で。
以前、大手企業での社内システム導入では担当者が途中で変わり大変でしたが、フォノグラムさんのように一貫して関わってくれるのはありがたかったです。
採用サイトのリリース後のサイトへの評判や反応について
Qサイト公開後、御社内ではどのような反応がありましたか?
倉増さま
社内から"よくなったね"という声があがりました。特にITやWebに明るい社員から"見やすくなった"って言われたのは嬉しかったですね。
取引先の方と話していたら、"前と全然違いますね"と言ってもらえたこともありました。
Q応募者からのお問い合わせは増加しましたか?
倉増さま
エントリー数は2倍近くになりました。説明会の参加者も3倍近くに増え、内々定の数も例年より倍近くになり、今年は10人近く採用しています。
そういえば、過去に広島で説明会をした時、会議室に我々と大年さんと学生1人みたいな時もありましたね。
大年(コービー):ありましたね・・・!あの時のことを考えると、今の御社のご状況は本当に感慨深いです。
Q採用サイト公開後、学生の理解度に変化はありましたか?
倉増さま
かなり変わりましたね。サイトに業務内容や社内の雰囲気をしっかり載せたことで、説明会での質問の質が明らかに上がりました。福利厚生の細かいところや、業務の具体的な内容まで見た上で来ているので、話が早いし、ズレが少ないです。
"土日出勤ありますか?""東京支店での業務量は?"みたいな、明確な質問が多くて、こっちがドキッとするくらい。過去には"こんな仕事だと思わなかった"と1ヶ月で辞めてしまうこともあったんですけど、ここ2~3年は早期離職ゼロです。
Q発信する情報量を増やすことでそこまで効果があったんですね。採用において情報発信の重要性については何か変化はありましたか?
倉増さま
出せる情報は全部出した方が良いと思います。もちろん会社として公に出せる出せない情報はあると思うのですが、可能な限り具体的に多くの情報を発信したほうが絶対に良いと思いましたね。
山産さまは企業説明会時に使用する「採用ピッチ(プレゼン資料)」もサイトと同じデザインに変更し、ブランドイメージに一貫性を持たせる工夫をされました。
今後の改善について
Q最後に、フォノグラムと一緒に今後実現したい展望について教えていただけますか?
倉増さま
やはりAIでしょうか・・・。AIを使って過去の実績や業務内容を検索できる仕組みを作りたいです。営業や総務で"5年前の実績"を探す場面が多く、AIで自然に検索できたら助かりますね。
採用では、先輩社員のインタビューや営業のカバンの中身紹介など、動画やSNSを活用して工夫を凝らしていきたいです。社員の顔を出さずにできる方法を探して、少しずつ進めていきます。
株式会社山産さまの採用サイトはコチラ
https://www.k-yamasan.co.jp/recruit/