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2022年4月5日

動画活用の機会が急増中!?営業用動画のメリットと制作ポイントについて、活用事例とともにご紹介します!

フォノグラム編集部
執筆者 フォノグラム編集部

営業用動画のメリットと制作ポイントについて、活用事例とともにご紹介します!

この記事は2022年10月17日に最終更新しています。

インターネットを通して様々な場面で動画の活用が普及し、「サービス説明やマニュアルを動画にしたい」というニーズも増えています。

こんな疑問はありませんか?

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  1. 動画が便利だと言うけど、紙の資料とどう違うの?
  2. 営業用動画の活用方法ってどんなもの?
  3. 営業用動画を作るときは何に気をつければいい?

今回の記事を読むことで、

  • 営業用動画の種類が分かり、目的に合ったものが選べるようになる!

弊社のお客様の活用事例とともに、詳しくご紹介していきます。

営業用動画ってどんなもの?

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動画の情報量は文字の5000倍と言われ、紙資料やパワーポイントの静止画よりも圧倒的に多くの情報を届けることができます。それは、動画には映像だけではなく、BGM、ナレーション、テロップ文字といった【視覚】【聴覚】に訴える情報が含まれているため表現の幅が広く、ユーザーが直感的にイメージしやすくなるからです。

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「ラーニングピラミッド(※)」によると、文字を読んだ際の記憶定着率が10%なのに対し、オーディオビジュアル(=動画)を視聴者した場合では20%になるそうです。つまり視覚と聴覚を通して情報を伝達する動画は、文字よりも2倍、記憶に残りやすいのです。
※「ラーニングピラミッド」とは、アメリカ国立訓練研究所が発表した【7つの学習方法のどの学習方法がしっかり頭に残るか】を分類し、ピラミッド型の図にまとめたもの。

また、一説によれば「1分間の映像には、文字情報に換算して180万文字分の情報量がある」とも言われています。180万文字はウェブページ3600ページにあたるそうです。…ということは、1分間の動画はウェブページ3600ページ分の計算になります。

同じ情報量を読んで理解することを想像すると、ユーザーにとっても動画にした方が親切と言えます。

営業用動画の種類

「営業用動画」は概ね次の4つに分類されます。
【商品・サービス説明動画】、【デモ動画】、【マニュアル動画】、【企業PR動画】。これらが営業用に活用できる動画として、多くの企業に当てはまるものと考えます。

商品・サービス説明動画

実写を用いることで対象物の特徴が伝わりやすくなります。

事業内容や商品の説明に動画を用いることで、口述では伝わりにくい内容や実際に触れて目にしてみないと伝わりづらい商材の魅力をアピールすることができます。例えば大型の機械やロボットなど、持ち運びが不可能で、文字や写真だけでは説明が難しい商材に関しては、【実写動画】にすることで大きさや音を視覚と聴覚からユーザーに伝えることが可能になります。

実写では難しい抽象的なイメージもアニメーションだと表現しやすくなります。

コンサルティングやクラウドサービス、金融サービスなどの無形商材は、言葉で説明するだけではイメージを伝えるのが難しいですが、アニメーションを用いることで柔軟にサービスの特徴を表現することが可能になります。実写化が難しい概念的な説明は、アニメーションやCGで表現することができます。複雑なサービス内容を抽象化してわかりやすく表現したり、実写だと生々しすぎる内容を和らげたり、ユーザーへ与える印象をコントロールできるのもアニメーションの利点です。
商材やサービスの内容によって、実写とアニメーションの使い分けを検討しましょう。

デモ動画

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実際に商品やサービスを利用しているシーンを紹介するのがデモンストレーション動画です。具体的な利用シーンをユーザーに想起させることができます。例えば、ショッピングサイトにおいて商品やサービスを購入する前にデモ動画を見ることで、その商品を使用する自分をより直感的に想像できます。ショッピングサイトの商品紹介ページに活用すれば、購入への導線を強化することができます。

マニュアル動画

マニュアル動画は商品購入後のユーザーのための補助ツール、従業員向けの説明にも効果的です。例えば、社内のOA機器の取り扱い説明書の代わりに動画で説明すれば、素早く使い方を理解できます。マニュアルの一部として、FAQコンテンツを盛り込むのもおすすめです。よくある質問とその回答を動画でまとめれば、文字では伝わりにくい内容をより直感的に伝えられます。スピーディーに解決策を伝えることで、時間や人件費の節約にもつながることでしょう。

企業PR動画

自社の魅力を紹介した動画が一つあるだけで、様々な場面で活用できます。テキストや写真だけでは伝えきれなかった自社の社風やそこで働く人、職場の雰囲気を動画では伝えることができます。
従業員の働く姿を動画で細かく見せることで、就職活動中の学生や業界経験のない転職希望者に、そこで働くイメージを与えることができます。また、動画内で紹介された人の役割や業務の意義を整理して説明することで、やりがいや、仕事への誇りを生み、会社への愛着にもつながることが考えられます。
採用活動時のアピールに使えるだけでなく、今働いているメンバーにとっても改めて会社を知る良い機会にもなり得ます。企業PR動画は、SNSやYouTube、ホームページにも掲載することで、社内外への会社のイメージアップにつながります。

営業用動画を活用するメリット

営業用動画を活用するメリット

営業用動画を作成し、普段の商談やオリエンテーションに活用することで具体的にどんなメリットがあるのかをご紹介します。

メリット1営業マンの手間と時間を削減!

客先に訪問する移動時間と説明の時間を省けるので、双方にとって業務効率アップになります。大事だけれどルーチン作業になってしまう説明時間を省くことができます。また、感染症のリスクを減らせることも、大きなメリットです。

メリット2誰でも均一に説明できる

営業マンの喋り方や言葉のチョイスの違いで、成約率が左右されていないか…。そんな疑念も、動画を活用することで解決します。経験の浅い営業マンでも、初期段階の商談や説明会をこなすことが可能になります。

販売したい商材の強みや特徴について、全ての営業マンが必ずしも100%理解できているとは限りません。特に、類似商品が複数あったり、派生サービスがあったりする場合は尚更です。商品が増え、営業マンが増えることで、それぞれが持っている情報に偏りが起きることもあります。
そのような場合でも、均一な説明をユーザーに届けることができます。

メリット3商談開始がスムーズ

優れたプレゼンテーションを動画に集約することで、重要なキーワードの言い忘れや伝わり方の違いを減らすことができ、お客様に高い理解度を与えた上で、詳細な商談に持ち込むことができます。営業マンの時間と労力を次のステップで発揮できるので、業務効率アップが期待できます。

メリット4Google検索結果に好影響

動画ニーズの高まりに合わせて、Googleの検索結果に動画が上位表示される動きが進んでいます。また、これまで主流だった検索エンジンでのサーチに加えてYouTube内で検索する人も増えています。YouTubeはGoogle傘下の会社であるため、YouTubeに動画をアップロードすることは、動画をGoogleに認識してもらうことにもつながります。

実際の例として、弊社クライアントのオウンドメディア内で動画を記事に掲載したところGoogleでの検索結果が掲載前よりも上になったことがありました。勿論、動画をただ作成して掲載すればいいというわけではありません。検索ユーザーの意図に応える為の動画であることと、記事の内容自体が充実していることが前提になりますが、動画がサイト滞在時間を増やす一因になることは間違いないでしょう。

メリット5SNSと相性が良い

SNSに投稿しておくことで気軽に情報拡散されやすくなります。ユーザが「これは有益な情報だ」と思った瞬間に、時間帯に縛られることなく気軽にシェアできます。たくさんの文字を読むことをユーザーに強いないので、これまで情報が届きにくかった層にもアピールできる可能性が高まります。

営業用動画制作のポイント

それでは実際に営業用動画を作成する時に気をつけるポイントについてご紹介します。動画は多くの情報量を含むため、紙の資料を作成するよりも時間がかかります。

動画の目的を明確に

どのような営業用動画を作成するにあたっても、【どんな内容を伝えたいのか】【誰に伝えたいのか】を考え、制作の最後まで目的を忘れないようにしましょう。

派手なエフェクトや本来必要のないシーンでカッコよさを目指すのではなく、伝えたいことが伝わっているかどうか?に重点を置いて作りましょう。
完成前に第三者に確認してもらうことで、説明したい内容が簡潔に伝わっているか把握できます。くれぐれも、独りよがりの「映像作品」にしないことを心がけましょう。

ユーザー目線で「分かりやすさ」を重視する

営業用動画と言えども、細かい機能説明や込み入った契約内容にはユーザーも戸惑ってしまいます。まずはユーザーの抱える悩みや困っている事柄を問いかけ、共感するところから商材に興味を持ってもらいましょう

コンパクトに完結させる

商材の魅力を全て動画に詰め込みたくなる気持ちもよくわかりますが、動画が長くなればなるほど、ユーザーの集中力は落ちてしまいます。営業用動画はあくまで商談の助っ人ツールとして捉え、ベースとなる情報や知識を共有した後は営業マンの血の通ったセールストークで商談を進めていきましょう。

営業用動画を活用するタイミングや場面によりますが、お客様とのはじめての商談や確度の低い商談に利用する営業用動画は、【1分~3分以内でユーザーを疲れさせない時間】を目指しましょう。

ニーズ別に複数バージョン作成も

さらに興味を持ったユーザーに向けては、5分の詳細版の動画を作るのも一つの手段です。相手の理解度、興味関心度に応じて、動画の長さを増やすことで情報量を補え、営業マンの更なる負担軽減効果が期待できます。

営業用動画を活用するメリット

5分の詳細版、3分のエッセンス版、30秒のプロモーション版など、相手が許容できる閲覧時間を想像して複数バージョン制作することも一考の余地ありです。この場合、5分の動画をベースに、要素をそぎ落として編集し、3分版、30秒版など制作するイメージを持っておきましょう。

商材別・お客様の業種や分野別に複数バージョンの動画を用意すれば、ウェブサイトでの活用レンジも広がり、ユーザーにきめ細かな情報提供ができます。営業用動画は、人でなくても出来ることを補い、営業マンの力を引き立てるツールとして活躍します。営業マンに良いパスを渡し、最後には人柄や情熱で商談を成功させる助けになるでしょう。

【まとめ】営業用動画の活用事例

さいごに、弊社の実績から営業用動画の活用事例をご紹介。

リアリティを追求した
企業PR動画

つかさ建設株式会社様

多くの人にとって、家は一生に一度の買い物。だからこそ、真剣に向き合ってくれる建設会社を選びたいはず。「お客様の希望に真正面から向き合いたい」との想いから、普段の仕事ぶりをドキュメンタリー映像としてコンテンツ化。家づくりに不安を感じている層に、信頼や親しみを感じてもらう狙いで制作。

詳細はこちらの記事へ。
「ドキュメンタリー仕立ての企業PR動画」 >>

ドキュメンタリー仕立ての
事業紹介動画

ニホンケミカル様

働く人に焦点を当て、リアルな仕事現場を見せることで、事業内容を理解しやすくする効果を狙いました。

詳細はこちら

ホームページ内で
局所的に活用

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江田島海運様

一編のまとまった動画コンテンツとしてではなく、ウェブサイト内の説明用に動画を活用しました。従来であれば写真で処理する部分をあえて動画にすることで、学生や一般の人にもイメージしやすくしました。

詳細はこちらの記事へ。
江田島海運さまコーポレートサイト >>

この内容を動画にまとめるとこうなります

本記事の内容も動画にすると、5分半にまとまります。

ところで・・・営業動画制作サービス『Power Movie』では
営業資料を営業動画にパワーアップさせます

弊社では「手持ちの紙資料を動画にしたい」という場合に、スムーズに制作代行を行うサービスを始めました。制作実績も掲載していますので、気になる方は下記ページを是非御覧ください。また、ご相談はお気軽にどうぞ。

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