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2023年4月3日

コメメ プレゼンツ「ドラえもんが好きになった理由」 ボンソワールの会

フォノグラム編集部
執筆者 フォノグラム編集部
この記事は2023年7月11日に最終更新しています。

ボンソワールの会ってなに?

20周年を迎えたフォノグラムですが、我が社には割と独自性のある社内文化がいくつか存在します。
中でも社員の個性にフィーチャーしたイベントがあります。

その名も「ボンソワールの会」です。

は? ってなった方も多いかと思います。

このイベントが始まる前、個人のセンスや世界観を共有する目的で「DVD観賞会」というイベントを定期開催していました。
それが何周もしたのち、2009年に「映画プレゼンはお腹いっぱい!もっとみんなの好きなものプレゼンしよーや!」となり、プレゼン対象を広げることに。
会の名前も、夜に開催していたことから「ボンソワールの会でいいんじゃない」と誰かが言ったのをきっかけに「ボンソワールの会」としてリスタートしたのでした。

そして、肝心な会の趣旨はというと、、、

ボンソワールの会は、フォノグラムに所属する社員(フォノグラマー)のセンス、趣味、秘めた能力を共有するための会です。
プレゼンターが用意したマニアックなプレゼンをフォノグラマー全員で聞きます。
基本毎月第2金曜日に開催。

です。

実は、過去の「ボンソワールの会」をまとめたアーカイブ風ページがあるのですが、途中で更新が滞りましたとさ。
https://www.phonogram.co.jp/lab/bonsoir/index.html

せっかく長く続く社内文化なので、これは発信せねば!という思いに駆られた有志によって、更新を復活しようと考えたのです!
今回は復帰第一号として、少々丁寧にレポートします!

ということで、今回紹介するのは、

コメメ プレゼンツ「ドラえもんが好きになった理由」



<好きすぎるのでドラえもんを描くのも お手のもの>

プレゼンターはコメメ(普段は経営企画として経理や採用などを担当しています)
テーマは、あの国民的人気キャラクターを擁する「ドラえもん」

彼女がどのくらいドラえもんが好きなのか、どうして好きになったのか、みんなが知らないドラえもんに関する知識を披露してくれた。

最初は15ページだったのに、なんだか60ページくらいになっちゃいました(笑)

という言葉からプレゼンはスタート。さっそく好きさ度合いがにじみ出てきている。
しかしだ、説明不要なくらい誰もが慣れ親しんでいる漫画だけに、社内にも私の方がドラえもん好きだと考えるメンバーはいたはずだ。それだけに、提供する内容のハードルは相当に高い。

ドラえもんの機能


「ドラえもんとは」という触込みで、ストーリーの設定やドラえもんのスペックについて、語り始めたコメメ。
どれどれ、どんな普通な話をしてくるものかと、その場にいた参加者たちがリラックスして聴いていると、いきなりコメメの右ストレートが炸裂したのである。
「はいはい、それね。」というジャブ的な、誰もが知っている情報を展開すると思いきや、いきなりかましてきたのがこれである。

ドラえもんに搭載されている機能

  • ●赤外線アイ(夜でも見える目)
  • ●強力鼻(人間の鼻の20倍の匂いがわかる。ただし今は壊れている。)
  • ●ネコあつめすず(今ちょっとちょうしがわるい)
  • ●原子ろ(何を食べても原子力エネルギーになる。)

え!
原子ろ(何を食べても原子力エネルギーになる。)

え、ドラえもん原子力で動いてるん!?一同が驚愕する情報をかましてきたのだ。
そこにいた全員が、知らんかったーとなり、「じゃぁ、どら焼きも原子力に転換されとるんじゃね。」とよくわからない納得感がその場に漂った。ますます熱くなるコメメの語りに、室内の温度は10℃くらいは上昇した(はず)。エアコンのコントローラーのそばにいたルパン(あらゆる問題を解決してくれるので社内ではドラえもんと呼ばれることも多い)が、おもむろに設定温度を下げたの自明の事であった。


欲しい秘密道具ランキング


ドラえもんといえば、四次元ポケットから繰り出す秘密道具である。毎度、トラブルに巻き込まれるのび太くんを助けるために、魅力的な道具が繰り出される。多くの日本国民が、あの道具があれば。。。と一度は妄想したことがあるはずだ。その秘密道具について、コメメなりの視点で紹介してくれた。しかも、アメトークの内容を引用して、いいものはパクるという精神が際立つタイトルである。優れたケースは自分のビジネスに取り入れるという、コメメの普段の仕事への向き合い方が滲み出ている。まさにTTP(徹底的にパクる)だ。現代のVUCAな状況を渡り歩くのに、全てのビジネスパーソンが見習うべき姿勢である。

肝心の秘密道具ランキングとして、彼女が示したのがこちらだ。


おっと、、、もはや何重にも版権を侵しているので、ここで紹介するのは控えた方が良さそうだ。
子供の視点と大人の視点で、1位から5位まで紹介しているのだが、中でもコメメが一番欲しい秘密道具は「どくさいスイッチ」だそう。闇を感じさせる結果であった。

※どくさいスイッチとは・・・邪魔者をこの世から消し去るスイッチ。いなくなって欲しい人の名前を声に出しながら押すと、一瞬で消えるが如くいなくなってしまう。

グッズ紹介・おすすめスポット


神奈川県川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」へは3度も足を運んでいるそうだ。特に関東圏で働いていた経験があるわけではない彼女が、わざわざ川崎市まで3回も訪れたというのだから、ドラえもん愛の深さを感じる。


自宅にはこのように、ドラえもんグッズがたくさん。中でもお気に入りなのは、グアムでしか買えないという土産物「グアえもん」だそうだ。(*写真中央のサーフボードを持ったドラえもんの置物)さらにドラえもんファンならご存知ジャイアンシチューにあやかったシチュー皿も普段から使っているそうで、自分でシチューを作り、お皿によそって食べるたびニヤニヤしているのだそう。


ドラえもん名台詞クイズ

コメメがドラえもんを好きな理由は、3つあるそうだ。

  1. かわいい、いやし
  2. 無心で見れる
  3. 名言

中でも、3番目に挙げた物語の中で繰り出される「名言」に着目して、
“名言当てクイズ”なるものを披露してくれました。ここで一つご紹介すると、こんな感じだ。



物語の中のある一場面を切り取って、そこで登場するセリフをみんなに予想して当ててもらうというものだ。

参加者の中にも正解してみせる強者が数人いたことには驚いた。とともに、ドラえもんという国宝級コンテンツの影響力の強さを感じ取れる時間となった。
コメメは登場人物たちが発する言葉の一つ一つを咀嚼して楽しんでいるそうで、各物語に散りばめられた、数々の名言、ウィットに富んだワードセンスには、藤子先生への尊敬の念を抱いて止まないそうだ。

まとめ

およそ1時間しゃべりまくったコメメ。「まさにドラえもんは私の人生の一部」と断言して終盤を迎え、改めてドラえもんを好きな理由を以下のようにまとめくれました。

  1. かわいい、癒し(フォルムからしてキャラクターそのものに癒される)
  2. ストーリがシンプルで読みやすい
    • ★喜怒哀楽 自分がどんな状況でも読める
      • ▶悲しいとき、嬉しいとき、疲れたとき、いつでも読める・見れる
      • ▶ちょっと怖くなる話、読んだ後気持ちが優しくなる話、大人になってから読むとホロリとさせられる話、などなど、色んな話があり飽きない!

彼女にとって、少なからぬ影響を及ぼし、人格形成の糧となったドラえもんという存在の大きさを、社員みんなが共有できる1時間となりました。