空気に手をかざすだけで、呼び鈴や本日のお茶メニューが出現!
ちょっとした超能力気分が味わえるエントランス。もうポテチでギトギトの指でも大丈夫ですよ。
エントランスは、中と外をつなぐ一番大事なポイント。
ここに、ジェスチャーだけでコミュニケーションできるしくみを取り入れました。
今後も、相手の感情に合わせて音声や光で反応するなど、
来社された方に楽しんでもらえる工夫を実験していきたいと思います。
なんということでしょう。
扉の向こうには広々とした空間が広がっています。匠の手によって一面に張られたホワイトボード壁紙で活気が生まれました。
変化があればアイデアも触発されるのでは?ということで壁一面を黒板にし、季節に応じたアートなど描けるようにしました。
さらに、境界なく広がる開放感や何をしてもよい自由さを演出するべく、残りの三方の壁もぐるりとホワイトボード化。
まだ足りないので、今後は床と天井も落書き可能にしたいですね。
会議室だ・け・じゃ・な・い!
社内の壁も半分が黒板、半分がホワイトボードになりました。
思いついたアイデアをすぐに書き留めておくことができる、
気軽にいつでも会議が始められる、
そんなひらめくオフィスの象徴としての壁です。
食卓がなな、なんと卓球台になりました。
ついに悲願であった「社員20人が1テーブルを囲んでお食事」を達成!
ダイニングテーブルより安くついて、さらに遊べるなんて超お得!
変化があれば会話が弾むのでは?ということで、食卓に卓球台を採用。
バトルしながらの会議に期待が高まります。
言葉のキャッチボールで心の絆も深まること間違いなし。
かわいい椅子が2つ(2匹)増えました。
かなり癒されます。
移動することができるのでフォノ内のいつでもどこでも座って話すことができますよ!
机に固定されない自由な動線から、日々新しい交流が生まれます。
毎日の小さな変化が、アイデアやコミュニケーションをさらに活性化すると期待し、今後も移動しやすい仕掛けを増やしていく予定です。
ウォークイン物置が、ドーンと奥行き7メートルくらいになりました。社員の思い出の写真や伝言メッセージなどこっそり見ながらお茶できます。
路地うら、裏、秘密。といったキーワードに胸ときめく方も多いかと思います。
実は非公式の場でこそ、良いアイデアや重要なひらめきが湧いてくるものですね。それなら意図的にそんな裏路地を作ってしまおうという事になりました。
弊社には「発展的コミュニケーションの創造で、豊かな社会を実現」するという企業理念があります。
お客さまのコミュニケーション促進のお手伝いをするにも、自分たちが日々これを実践し可能性を実感していなければ、真に血の通ったご提案にはなりません。
ブランドづくりは社内から!との思いから、今回の移転を機に理念を体現したオフィス作りに挑戦しました。
働く人が自社の理念を日々体感し、共感&満足して次の仕事につなげられるようなオフィスです。
結果として導き出したコンセプトは
「会社全体がコミュニケーション起爆剤」です。
社内のどこに行っても、それぞれの刺激を受けて良いアイデアが生まれたり、ミーティングが活性化されるような環境づくりに注力しました。
コンセプトを受けて実際のオフィスづくりを考えた時に、「じゃあどうやったらコミュニケーションは促進されるのか?」が課題になりました。
そこで出たキーワードが「変化」。変幻自在な環境の中で、日々様々な人とかかわる事が出来る、または気分によっては一人集中することも出来る、そんな大小さまざまな変化が味わえるオフィスであれば、マンネリ化せずに良いアイデアを出せたり、話もはずむのではと。
そこからは具体的な案が色々出てきました。毎日働く場所を移動できる「カフェ風席」や「動物のイス」、見える景色を自在に変える事が出来る黒板とホワイトボードに囲まれた「箱部屋」、「描ける壁」などなど。
全体のカラーテイストを束ねるテーマも「旅」と決まりました。
接客室、エントランス、ミーティングルーム等、エリアごとに色んな国を設定し、各エリアで特色あるデコレーションを行っていこうという計画です。
予算の都合上、まだまだほんの一部しか実行できていないのですが、今後徐々にテーマに沿ったアイテムを増やし、エリア事に違った刺激を得られるようにしていきたいと思っております。
各エリアのテーマはこんな感じです。
「ご来社されたお客さまがはじめに通過されるエントランスは「宇宙船」。接客ルームでは「宇宙」の旅を楽しんでいただきます。
一歩社内に入ると、今度は地球上の様々な国への旅がはじまります。
食堂のテーマはアメリカのウッドストック。野外フェスの会場のような賑わいの中に身を委ねると、どこからか楽しげなギターの生演奏が聞こえてきます。
隣のミーティングエリアは南米のジャングル。移転前に引き続きアイデアの無法地帯は健在です。
営業の集う自由席はイタリアのオープンカフェ。
デザイナーやシステムエンジニアなど、技術職の集う執務エリアはアフリカのサバンナ。ほっと一息つけるリフレッシュコーナーは、旅の途中で一番落ちつける場所にしたいので日本の旅館。書庫や備品の棚が混在している倉庫的な路地はモロッコの裏路地。。。」
と、このように計画を立てております。